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詞華集 (anthology)

時の流れにしたがい、一心に前を向いて生きてきた自分。 ふとしたことから、もう一人の自分を知った。まだまだ、いろいろな自分が潜んでいると感じ始めて・・・。


独り言   -手紙ー

  1. 2010/10/31(日) 11:24:02_
  2. 面影
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
あなたという存在を知り、ことばを読んだ時、わたしの中に何かが入ってきた。

初めてあなたとネットで話したとき、会話のリズムが心地良くて、いい時間が持てた。そしてわたしはその場所に何度もお邪魔するようになった。当時のわたしは、自分が何なのか知りたくて知りたくて、でもその術を分からず
にいた。心が硬く、「こうあるべき」が通らないことや、自分の既存の姿に疑問を感じていたから、いろいろなことが知りたくて突き止めたくてたまらず、今よりももっともっと・・・彷徨っていた。
だから、あなたを知ったとき、わたしと共通する何かを感じたのだった。そこにある文字から、自分を見つめ、疑問を解決できるかもしれないと思ったのだろう。
わたしが、そんなに他人に興味を持ったのも、若いとき以来だったし、どこかときめきに似た感情になったのも、久しぶりだった。

でも、ここからが長い葛藤の始まりだった。というのも、おかしなことに、それまでのわたしは自分に対して特に疑問を感じたことがなかったからだ。だから、その分苦しんだ。何せ、なんでも答えを見つけ、白黒はっきりしないと前へ進めない性格だったから。それまでは、そうやって生きてくることが出来ていたから。

もちろん、わたしには他の出会いもあり、別れがあった。その時々、自分なりに相手と関わったし、真剣だったはずだ。しかし、あなた以外に、「この人のことをもっと知りたい。」そう思った人は見つからなかった。

わたしは、半年の時間を経てあなたと出逢ったとき、運命に感謝した。その偶然が嬉しかった。憧れる想いを持っていたから、やっと・・・話せるって、もっと近づけたことが嬉しかったのだった。


一対一で、直に話すようになってから、わたしの中で戸惑いが生まれた。あなたが文字で書いていることと、実際の雰囲気との違いだった。あなたの柔らかいイメージとは異なる、強い欲望や衝動性が、当時のわたしには驚きだった。だから、どうしていいのか分からず、疑問ばかりを投げかけた。
 わたしは好きでたまらないのに、どうして分かってくれないの?そんな想いを抱え、あなたのことばの意味をよく考えようともしなかった。いや・・・わたしには読み取り受け止める力が備わっていなかったのだ。ことばの表面ばかりを捉え、不安に怯え、何もわかろうとしなかった。

その後、離れて、また、出会ったときも・・・わたしは変わってはいなかった。

あなたは、さぞかし失望したことでしょう。苦しんだことでしょう。重かったでしょう。
ごめんなさい、あなたが距離を置き、離れたことや、断ち切りたいと思うほどの苦しさを与えた罪を、全く自覚していなかったことを。

それでも、時間が経っても、あなたという存在がわたしには消すことはできなかった。
そんなに、激しく拒否をされたことがなかったわたしは、面くらい、落ち込んで・・・。嫌われてると知りながら自尊心が高かったわたしが、なりふり構わず縋りつきたいと思ってしまったことにも驚きながら・・・。

もう、先は無い、そう分かっても、まだ・・・拘っていた。


わたしには、ひとつの自信があった。
あなたを分かってあげられるのは、わたしなんだって。
いくら、あなたがわたしを遠ざけて、もっと好きな人が居ても、きっと本当の自分を出せるのはわたしなんじゃないかな?そんなことを考え続けて・・・。
だから、いつか・・・必然があるなら、巡り会える。そう信じていた。

今年の春、偶然が二人を引き合わせた。でも、純粋な偶然ではなかったんだよね、あなたのHNを見たら、わたしにはわかったんだから。あなたを誤魔化したということなのかもしれない。でも、わたしはそれに賭けた。
間も無く別れが来るだろうとも思いながら。
わたしは、伝えられないことばも有ったけれど、心は正直に、あなたと向き合った。
あなたの優しいことばを、偽りとは思わなかった。わたしという存在だと認識しているのかどうかは怖くて聞けなかったけれど、いつから分かると確信していたから。そんな二人だったから。

最後の夜、電話で声が聞きたい、と言われた時、覚悟した。
あなたが本当のことを知りたいか、わたしとの関わりを断ち切りたいからか、は分からなかったけれど、「終わり」なんだろう・・・と予測した。 だから、冷静に話せた。

「僕はもう・・・ずっと先に行っている。」




あの夜で、終わったんだと思わなければ。そう思っているのに、まだ、この状態でいるわたしは、愚かなわからず屋なんだろうな・・って思う。

あれが、あなたの精一杯の優しさだった。あの曖昧さが、せめてもの思い遣りだったんだろうって。
わたしを傷付けないように・・・・って。


わかっているの、もう、わかっているんだ・・・。




ごめんなさいね。


わたしには謝ることしかできない。




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プロフィール

拈華微笑

Author:拈華微笑
自分は何だろう?
だから始めた旅・・・。先のことは分からないが、どこに行き着くのだろう・・・。
普段のわたしが居て、それとはまったく別の女に変わっていく過程での悩みや辛さ、喜びや楽しみ。自身の生き様を綴っていきたい。
いつまで続くのか、きっと女である限り続くのだろうか?

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